高速道路の自動料金収受システム(ETC)を不正に通り抜けたとして、兵庫県警高速隊は7日、道路整備特別措置法違反の疑いで、神戸市長田区のタクシー運転者の男(67)を逮捕した。 逮捕容疑は昨年7月14日午後3時ごろと今年6月28日午前8時半ごろ、阪神高速神戸線の芦屋本線料金所(兵庫県芦屋市)で、ETCレーンをすり抜け、不正に通行した疑い。調べに「料金を支払わず通行していた」としながら、逮捕容疑については「覚えていない」と説明したという。 高速隊によると、今年7月に阪神高速から、200件を超える不正通行があると通報があった。同隊は男が他にも不正通行を繰り返した可能性があるとみて、関連を調べている。