当時勤務していた小学校で女子児童のスカート下にスマホを差し向けて下半身を撮影したなどとして、広島市立小学校の教員の男が逮捕されました。警察は盗撮用のスマホを所持していた可能性があるとみて調べています。 性的姿態等撮影、性的姿態等撮影未遂の疑いで逮捕されたのは、広島市立小学校の教員、根来弘馬容疑者（27）です。 警察によりますと、根来容疑者は去年10月、当時勤務していた小学校の階段踊り場で、女子児童（10代）のスカート内にスマ-トフォンを差し向け下半身を動画撮影しようとした疑いが持たれています。 スカート内の明暗差で鮮明に映っていなかったことです。 また、1月27日午後0時15分ごろにも、教室で2回にわたって別の女子児童（10代）のスカート下にスマ-トフォンを差し入れ、下半身を撮影した疑いも持たれています。 警察は、いずれも根来容疑者の勤務日で、授業中ではないとみています。 警察の調べに対し、根来容疑者は「小学校で女子児童のスカート内をスマートフォンで盗撮したことが数回あるが詳しい状況は覚えていない」と供述しているということです。 根来容疑者はこれまでに女性（10代）のスカート内を撮影した疑いなどで、2回逮捕・送検。処分保留で釈放され任意での捜査が続けられていました。 根来容疑者が使用するスマ-トフォンに、保存されていた動画データを精査したことで今回の事件が発覚。根来容疑者はスマホを2台持っていて、いずれの動画もこのうち1台から発見されたということです。警察は盗撮用のスマホとしていた可能性もあるとみて、事件の詳しいいきさつを調べています。