岡山市中区にある国が管理する「防災ステーション」の駐車場に落書きをした疑いで市消防局の消防士長の男が逮捕されました。男は容疑を否認しています。 (報告 森岡紗衣記者) 「落書きが発見されたのは国の管理する駐車場です。近くには消防署もあり、普段は一般開放されているということです」 器物損壊の疑いで逮捕されたのは、岡山市東消防署の消防士長、浜田繁信容疑者(60)です。 警察によりますと、浜田容疑者は2025年5月6日午前3時20分ごろ、岡山市中区にある国が所有する防災ステーションの駐車場にスプレー缶で落書きをした疑いです。 落書きは縦約60センチ、横約13メートルで「国の土地だ市消防に専有の権利はない」と書かれていて、アスファルトの補修代などで損害額は15万700円に上ります。 落書きを発見した別の消防署員から通報を受け発覚したもので、浜田容疑者は警察の取り調べに対し、「私はやっていません」と容疑を否認しているということです。