鶴岡市の建設会社で産業廃棄物4.6トン不法投棄 経営者の男を起訴 「経費を浮かせるためにやった」

鶴岡市の建設会社で産業廃棄物およそ4.6トンが不法投棄されていた事件で、山形地方検察庁は7日、廃棄物処理法違反の罪で経営者の男を起訴しました。会社敷地内からは逮捕容疑の2倍以上の廃棄物が見つかりました。 廃棄物処理法違反の罪で起訴されたのは、鶴岡市稲生一丁目の建設会社役員・渡部勇介容疑者(78)です。 渡部被告はことし7月の初めごろから17日までの間に渡部被告が所有する鶴岡市黒川の土地に、建設工事などで出た燃えがらや木くず、金属くずなどの産業廃棄物およそ4.6トンを許可なく土の中に埋めて不法投棄したとされています。 渡部被告はこれまでの警察の調べに対し、容疑を認めていて、「経費を浮かせるためにやった」などと話しているということです。 渡部被告の土地からは今回起訴されたものとは別に、廃棄物が入ったドラム缶が数十本見つかっていて、警察は、渡部被告が数年にわたって不法投棄を繰り返していたとみて調べていました。 一方、山形地検によりますと渡部被告とともに廃棄物処理法違反の疑いで逮捕された鶴岡市の従業員の男性(65)は7日現在、起訴されておらず、現在は釈放されているということです。

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