携帯の盗難相次ぐ ロンドンで摘発作戦

携帯電話の窃盗事件が相次ぐロンドンで、過去最大規模の摘発作戦が行われました。盗まれた携帯の多くは海外に密輸されていて、中国には1年で最大4万台が渡っていたことが分かりました。 ロンドン警視庁は10月7日、“イギリス史上最大規模の携帯電話窃盗対策作戦”を行ったと発表しました。9月末以降、麻薬密輸や武装強盗担当の捜査員も投入し、組織の拠点などを摘発して46人を逮捕、約2000台の携帯電話を押収するなどしたということです。 ロンドン警視庁によりますと、去年、ロンドンでは8万台以上の携帯電話が盗まれていて、4年前の約3倍に急増しています。犯行の手口は、携帯電話を操作している人に電動自転車などで近づき奪い取って、高速で逃走するケースがほとんどです。 盗まれた携帯電話の多くは海外に密輸されていて、中国には過去1年間で最大4万台が渡ったということです。ロンドンで盗まれた携帯電話が最大300ポンド・約6万円で買い取られ、中国で5000ドル・約75万円で転売された例もあるということです。(ANNニュース)

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