他人の土地に許可なく残土を搬入したなどとして、千葉県木更津市の会社役員の男が逮捕されました。 不動産侵奪の疑いで逮捕されたのは、木更津市の土木会社「柊建」の代表取締役、伊良波翔太容疑者(28)です。 千葉県警によりますと、伊良波容疑者は2023年10月から11月にかけて、袖ケ浦市が所有する土地のほか、個人5人が所有する袖ケ浦市内のテニスコート約5面分に当たる土地に、勝手に残土などを搬入した疑いが持たれています。 調べに対し伊良波容疑者は「他人の土地を侵害したとは思っていない」と容疑を否認しているということです。 県警は、2023年12月20日に土地の所有者の1人から「ダンプ数台が土を捨てている」との110番通報を受け、ダンプカーの運転手への聞き取り捜査などから、事件が発覚しました。 県警は余罪の有無などを調べています。