民家の解体工事で出たがれきなどを許可を受けずに処分したなどとして、大阪府警生活環境課は8日、廃棄物処理法違反容疑で、大阪市平野区の土木業「合同会社FIVE STARCOMPANY(ファイブスターカンパニー)」代表社員の新井由晃容疑者(45)ら男3人を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。 新井容疑者の逮捕容疑は共謀し、1月下旬ごろ、大阪府の許可を受けずに民家の解体工事で出た木くずやがれきなど約10・2立方メートルの産業廃棄物の処分を計9万円で引き受け、同社が管理する大阪府柏原市内の保管場所に積み上げるなどして処分したとしている。 保管場所は山中の一角にあり、約3年前には更地だったというが、現在は土砂や木くずなどが山のように積み上がっていた。同課によると昨年8月、「山奥に闇の処分場がある」と通報があり事案が発覚したという。