警察官をかたり「700万円を郵便ポストに入れて」家にやってきた男2人を逮捕 福岡

警察官や検察官をかたるウソの電話をきっかけに、福岡市東区の女性が600万円をだまし取られました。その翌日、この女性から700万円をだまし取ろうとしたとして、女性の家に来た男と家の近くにいた男が逮捕されました。 警察によりますと、9月23日、福岡市東区の一人暮らしの79歳の女性の家に、警察官をかたる男から、「詐欺の犯人グループを15人逮捕した」「あなたの名義の携帯電話が使われている」と電話がありました。 その1週間後、検察官をかたる男から「無実を証明するためには銀行から出金されたお金を識別する必要がある」「600万円出金してほしい」と電話がありました。 女性は指示されるがまま、出金した600万円を紙袋に入れ郵便ポストに置いたところ、何者かに持ち去られたということです。 女性の家に来た娘が警察に連絡し、被害が明らかになりました。 その翌日、警察官をかたる男からさらに「全財産の80%を調べる必要がある」「700万円を出金してほしい」「郵便ポストに入れて」と電話がありました。女性は警察に通報し、警察は女性の家とその近くに来た男2人を逮捕しました。 詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、久留米市の無職、松永勝憲容疑者(61)と、台湾出身のチェン・ユ容疑者(26)です。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 警察は、女性が600万円を持ち去られた経緯についても調べています。

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