「メダル」だと偽って韓国から金を密輸しようとしたとして、格闘家の男が逮捕・起訴されました。 韓国籍の格闘家・金在勲（キム・ジェフン）被告（35）はことし1月、メダルだと偽っておよそ3.5キロの金を韓国から密輸しようとし、消費税など200万円あまりの支払いを逃れようとした罪に問われています。 警察と大阪税関によると、事前に掴んだ情報をもとに税関の職員が韓国からの渡航者の荷物を調べたところ、日本人7人がメダル状の金を首にかけるなどしていたのが見つかりました。 金被告は指示役とみられ、7人に対し、「大会で獲得したメダルだから申告する必要が無いと思った」と説明するよう指示していたということです。 金被告らは金を転売することで消費税分などの利ざやを稼ごうと密輸を繰り返していたとみられています。