「オルツ」粉飾決算事件 旧経営陣は10社以上と“循環取引”か

AI開発企業「オルツ」を巡る粉飾決算事件で、旧経営陣が10社以上と実態のない取引を繰り返していたとみられることが分かりました。 「オルツ」の創業者で元社長の米倉千貴容疑者(48)ら4人は、2022年から去年までに合わせて111億円余りの架空の売り上げを計上し、嘘の有価証券報告書を提出した疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。 その後の関係者への取材で、架空の売買で売り上げを水増しする「循環取引」を10社以上と繰り返していたとみられることが分かりました。 不正な会計処理の理由について第三者委員会は、「上場を強く志向していた」と指摘しています。

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