「回春薬」中毒の皇帝の寝室に16人の少女が忍び込み…中国史に残る「怪事件」の全貌

300年近く続いた中国・明朝の時代、後宮は世継ぎの誕生に貢献した一方で、ときに残虐な事件の舞台になった。怪しげな回春薬を作らせ、多くの宮女に暴虐の限りを尽くしたと言われる第15代皇帝・嘉靖帝は、後に恐ろしい報復を受けることになる。 中国史上、類を見ない怪事件「壬寅宮変」の顚末を、中国文化研究者の加藤徹・明治大学教授の新著『後宮 宋から清末まで』から抜粋で紹介する。

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