「サイレンの音うるさかった」患者搬送中の救急車に財布を投げつけた疑いで男を逮捕 名古屋

名古屋市中村区で13日、患者を搬送中の救急車に財布を投げつけ、救急隊員らの職務を妨害したとして、20歳の男が逮捕されました。男は「サイレンの音がうるさかった」と供述しています。 公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、中区に住む無職の男(20)です。 警察によりますと、男は13日午後9時すぎ、中村区の路上で、20代の女性患者を搬送中の救急車に財布を投げつけて、救急隊員らの職務を妨害した疑いが持たれています。 調べに対し、男は「サイレンの音がうるさかったので財布を投げた」と容疑を認めているということです。 消防によりますと、女性患者は別の救急車に乗せ換えられ、16分ほど遅れて病院に到着しましたが、容体に影響はなかったということです。 男は救急車に財布を投げつけた後、大声を上げるなどの挑発行為もしていて、警察が当時の状況を詳しく調べています。 名古屋市消防局は「傷病者の搬送を行う救急隊への妨害行為は絶対に許すことができない。警察と協力し厳正に対応する」としています。

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