ことし1月、横浜市西区の自宅で当時1歳の息子に暴行を加え、ケガをさせたとして逮捕された父親について、横浜地検は、罪名を傷害致死に切り替え調べを進めていましたが、14日付けで不起訴処分としました。 横浜市に住む33歳の男性はことし1月、自宅マンションでベッドに寝転がり1歳の息子の上半身を両太ももで挟むなどの暴行を加えたとして、神奈川県警に傷害の疑いで逮捕されました。 当時、男の子は意識不明の状態で搬送されていて、県警の調べに対して男性は「押さえつけていただけで暴力を振るったつもりはない」と容疑を否認。 「妻が外出準備をしていたところ支度を邪魔したので太ももに挟んでいた」などと話していました。 横浜地検は、罪名を傷害致死に切り替え調べを進めていましたが、男性を14日、不起訴処分としていて、「捜査を尽くした結果、これ以上の理由は答えられない」などとコメントしています。