観光地で強盗未遂、米国人観光客2人が刃物で刺され死傷 ポルトガル

(CNN) ポルトガル西部の海沿いの観光地カスカイスで現地時間の15日未明に強盗未遂事件があり、当局によると米国人観光客1人が刃物で刺されて死亡、もう1人が重傷を負った。 CNNポルトガルによると、当局に通報があったのは現地時間の午前3時16分ごろ。観光客の男性が自分のホテルに戻ろうとしたところ、3人組の容疑者が立ちふさがって金品を奪おうとした。抵抗した男性は殴られて、逃げようとしながら友人に電話で助けを求めた。現場に駆け付けたもう1人の観光客も襲われた。 被害者の男性のうち1人は刃物で刺されて死亡し、もう1人は重傷を負った。 死亡した男性については現場に駆け付けた救急隊が蘇生を試みたが、傷口が深く致命傷を負っていたため救命できなかった。 もう1人は顔や腕に重傷を負って病院に搬送され、病院によれば危篤状態は脱している。 現場から逃走した容疑者の男3人は逮捕され、殺人などの容疑で警察の取り調べを受けている。 米国務省はカスカイスで米国人観光客2人が襲われたという情報については認識していると述べ、領事館が支援に備えているとした。

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