ホストクラブでの多額の売掛金(ツケ)を抱えた女性2人を性風俗店に斡旋(あっせん)したとして、大阪府警生活安全特別捜査隊は16日、職業安定法違反の疑いで大阪市西区新町の自称、職業紹介業、草本竜世容疑者(29)や大阪市浪速区桜川の元ホスト、高崎祐斗容疑者(23)ら男4人を逮捕したと発表した。 同隊によると、草本容疑者は「弁護士と会ってから話します」と供述。高崎容疑者は認めているという。 女性2人は高崎容疑者の客で、それぞれ数百万円のツケがあったとみられる。同隊は容疑者らが女性を性風俗店に斡旋した見返りに紹介料「スカウトバック」を受け取っていた可能性も視野に捜査を進める。 草本容疑者の逮捕容疑は共謀して昨年2~10月、大阪市中央区内の性風俗店などに10代~20代の女性2人を紹介したとしている。