アメリカ軍が11月、那覇市で単独パトロールを予定していることがわかりました。関係者によりますと、11月1日の未明の実施を予定しているということです。 県には単独パトロール実施の通知がアメリカ軍から来ていて詳細を確認しているということです。 10月10日には、海兵隊太平洋基地司令官のブライアン・ウォルフォード少将が市長と懇談し、アメリカ軍関係者が多く利用する那覇市松山で逮捕権を持つ憲兵隊によるパトロールを実施したい意向を示していました。 アメリカ軍は2025年9月にも沖縄市で憲兵隊による単独パトロールを実施していて、基地の外での警察権拡大につながることが懸念されます。 外務省沖縄事務所は「単独パトロールなどについては一般論として事前のやり取りをしている」としつつも、アメリカ軍側がセキュリティーのため明らかにしていないとして詳細は回答しないとしました。