尼崎・拉致暴行死事件で新たに暴力団関係者の男逮捕 犯行に使った車運ばせ証拠隠滅した疑い 山口組系幹部と接点

6月、兵庫県尼崎市の男性(当時23歳)が連れ去られた後に暴行を受けて死亡した事件で、遺体を運ぶのに使った車を自動車販売会社まで運ばせて証拠隠滅したとして暴力団関係者の男(29)が逮捕されました。 住所不定・自営業の根本玲志容疑者(29)はことし6月、男性(当時23歳)が尼崎市の路上で連れ去られ暴行を受け死亡した事件で、男性の遺体を遺棄するために使われた車を大阪府柏原市にある自動車販売会社まで運ばせて証拠を隠滅した疑いがもたれています。 根本容疑者は事件後に海外へ出国し、関西空港に帰国したところを逮捕されました。 警察は根本容疑者の認否を明らかにしていません。 警察によりますと、根本容疑者は死体遺棄の疑いなどですでに逮捕されている指定暴力団山口組系「兼一会」幹部の徳重流星容疑者(33)らと接点があり、暴力団関係者とみられます。 この事件をめぐっては、暴力団関係者ら12人が逮捕されていて、うち3人が傷害致死の罪で起訴されています。

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