ルーブル美術館強盗で男2人逮捕 宝飾品8点奪った疑い 仏

【パリ時事】フランス・パリの観光名所ルーブル美術館で起きた強盗事件で、捜査当局は25日、組織的窃盗の疑いで男2人を逮捕した。 4人組の強盗団のうちの2人とみられ、共犯や背後関係について追及する。仏メディアが26日報じた。 パリジャン紙(電子版)によると、2人はパリ郊外出身。30歳前後で、窃盗のプロとして知られていた。当局は、1人が北アフリカ・アルジェリアへの逃亡を計画しているとの情報をつかみ、パリ郊外のシャルル・ドゴール空港で逮捕。もう1人も近辺で拘束した。2人が盗んだ宝飾品を所持していかは不明。AFP通信は「まだ見つかっていない」と伝えた。 強盗団は19日、美術館2階の窓ガラスを割って侵入。電動工具で展示ケースを破壊し宝飾品8点を奪うと、バイクで逃げた。被害額は推計8800万ユーロ(約156億円)。当局が遺留品や監視カメラ映像を基に犯人の特定を進めていた。

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