偽サイトでカード情報を入手、電子マネーに不正チャージしスマホ購入した疑い 男2人を最終送検 大阪府警

大阪府警は28日、大手ネット通販サイトになりすました偽サイトを開設したなどとして逮捕・起訴された男2人について、不正に得た電子マネーで携帯電話を購入した疑いなどで最終送検したと発表しました。男らは携帯電話を売却して現金化するマネーロンダリングを繰り返していたとみられます。 27日付で電子計算機使用詐欺などの疑いで最終送検されたのは、いずれも住居不定で無職の吉岡真也被告(30)と藤山浩至被告(37)です。 2人は偽造した身分証を使って複数の電子マネーのアカウントを作成し、不正入手したクレジットカード情報でチャージ。この電子マネーでスマートフォンを購入して買取業者に売却し、現金化する手口を繰り返していたとみられます。2人とも容疑を認めているということです。 これまでの捜査の結果から、2人は大手通販サイトを装った偽サイトを開設し、正規サイトの利用者を誘導してカード情報などを入手していたとみられています。 警察は2人がスマホの売却を通じて約2170万円の現金を得ていたとみています。 2人はすでに不正アクセス禁止法違反などの容疑で逮捕・起訴されています。

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