29日夕方、熊本市の国道3号で横断歩道を自転車で渡っていた小学生が乗用車にはねられた事故で、児童は頭を打ったものの、ヘルメットをかぶっていて、命に別状はないということです。 午後4時すぎ熊本市中央区世安の国道3号の交差点で、横断歩道を自転車に乗って渡っていた12歳の男子児童が乗用車にはねられました。 児童は頭を打ち、ひざも擦りむくなど、けがをして病院に運ばれましたが命に別状はありません。 ヘルメットを着用していたということです。 目撃者などの聞き取りから、乗用車は赤信号で直進していたとみられています。 この事故で、乗用車を運転していた熊本市南区幸田の会社員、土倉太郎容疑者(52)が、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されました。 土倉容疑者は勤務中でした。 調べに対し容疑を認めているということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。 <関連記事> 青信号の横断歩道で、自転車の小学生がはねられる 運転手の50代男を現行犯逮捕 熊本市中央区世安 ■ヘルメットの着用は、運転者・保護者の責務 道路交通法 第63条の11 (自転車の運転者等の遵守事項) 「自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない」 熊本市自転車の安全利用及び駐車対策等に関する条例 第5条の4 第1項 (自転車の利用者等の責務) 「自転車を利用する際は、乗車用ヘルメットを着用すること」 熊本県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例 第6条 第2項(保護者等の責務) 「乗車用ヘルメットの着用及び反射材用品の利用をさせること」