全国の教員らがSNSグループに児童の盗撮画像を共有していたとされる事件で、名古屋市教育委員会は31日、グループを管理していた教諭の男を懲戒免職としました。 31日付けで懲戒免職処分を受けたのは名古屋市の小学校の主幹教諭・森山勇二被告(42)です。 名古屋市教育委員会によりますと、森山被告は当時13歳未満の児童の着衣の間から下着を撮影し、その画像をSNSのグループに共有したとして逮捕・起訴され、その後複数の児童らの持ち物に体液を付着させたなどとして追起訴されていました。 市教委は「児童生徒や保護者、市民に多大なご心配をおかけするとともに、名古屋市ひいては全国の教育行政の信頼を大きく損なうこととなってしまったものであり、改めて深くお詫び申し上げます。再発防止について、決して妥協することなく、教育委員会一丸となって全力で取り組んでまいります」としています。