“タンク”デービス戦中止に人気ユーチューバー激怒「歩くゴミ人間」 平岡アンディ世界戦も不透明に

今月14日(日本時間15日)に米フロリダ州マイアミで予定されていた、プロボクシングWBA世界ライト級王者ジャーボンテ・“タンク”・デービス(30=米国)と人気ユーチューバーのWBA世界クルーザー級14位ジェイク・ポール(28=同)の試合が中止となった。興行を主催する「Most Valuable Promotions(MVP)」と米配信大手Netflixが3日(日本時間4日)に発表した。 無敗の世界3階級制覇王者ながらトラブルメーカーとしても知られるデービスは、元交際相手の女性から加重暴行や不法監禁、誘拐などの容疑で告発されたことが判明。「MVP」は調査に乗り出すと表明していた。同社のナキサ・ビダリアンCEOは「このイベントは中止となりますが、ジェイク・ポールが2025年にNetflixで開催されるイベントでメインを務める計画は変わらない」と声明を発表。新たな日時や場所、対戦相手などの情報は決定次第発表するという。 米リング誌は中止が発表される前に、興行は12月開催に変更となると報道。興行内ではWBA世界スーパーライト級1位・平岡アンディ(29=大橋)が同級王者ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(29=米国)を相手に世界初挑戦することが決まっていたが、開催は不透明となった。 ポールは自身のXで「ジャーボンテ・デービスは歩くゴミ人間。プロ意識の欠如、突飛な要求、何時間も遅刻。数々の逮捕、それに伴う告発や訴訟。この男に賛同するということは、人類が犯す最も卑劣な罪に賛同するということだ」と批判した。新たな対戦相手としては元2階級制覇王者アンドレ・ウォード(41=同)、総合格闘家のネイト・ディアス(40=同)とフランシス・ガヌー(39=カメルーン)、元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(27=米国)、5階級制覇の世界スーパーミドル級4団体統一王者テレンス・クロフォード(38=同)らの名前が挙がっている。

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