韓国の裁判所、旧統一教会・韓総裁の一時釈放認める 病院治療のため

韓国の裁判所は4日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)総裁の韓鶴子(ハン・ハクチャ)被告(82)=政治資金法違反罪などで公判中=の一時的な釈放を認めた。聯合ニュースが伝えた。病院での治療が必要だとして韓総裁側が裁判所に請求し、受け入れられた。 聯合によると、釈放は7日午後4時まで。治療を終えた後、再び収監される見通し。 韓総裁は、教団の元幹部らと共謀して尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の側近議員に1億ウォン(約1080万円)を渡した疑いで9月、特別検察に逮捕された。その後、ソウル拘置所の独房で収監されている。 特別検察は、旧統一教会が尹前政権側に対し、選挙活動の支援や選挙資金の提供などの見返りに、教団の政策推進への協力を求めたとみている。【ソウル福岡静哉】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする