11月4日午後、瀬戸内市の自宅で同居する19歳の妹の首をナイフで刺し殺害しようとした疑いで20歳の無職の兄が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、瀬戸内市邑久町山田庄の無職、野崎忠宏容疑者(20)です。警察によりますと、野崎容疑者は4日午後3時ごろ、自宅で、同居する19歳の専門学校生の妹と何らかの理由で口論になり、首の後ろを刃渡り6センチのナイフで1回突き刺した疑いです。妹は全治2週間のケガをしましたが命に別条はありません。 野崎容疑者は妹と母親の3人で暮らしていて、妹を病院に連れて行った母親が「息子が娘の首を刺した」と警察に通報しました。 警察の調べに対し野崎容疑者は「ナイフで突き刺したことに間違いないが、殺意はなかった」と容疑を否認しているということです。警察は詳しい動機について調べています。