事件について家族や周囲には話さずか 近所の人に「私はあまり外に出ない」 26年前の名古屋・西区女性殺害事件

26年前、名古屋市西区で当時32歳の女性が殺害された事件で、逮捕された女がこれまで事件について、家族や周囲に伝えていなかったとみられることがわかりました。 女は近所の人に「私はあまり外に出ない」と話していたということです。 安福久美子容疑者は1999年11月、高羽奈美子さん(当時32歳)の首を鋭利な刃物で刺すなどし、殺害した疑いがもたれています。 安福容疑者は事件当時、名古屋市内の生活関連商品を扱う会社で働いていて、26年間のほとんどを市内で家族と暮らしていたということですが、その後の取材で事件について、家族や周囲には話さず外出も控えていたとみられることがわかりました。 安福容疑者の近所の人: 「奥さま(安福容疑者)は玄関の前でしか会ったことない。静かな方というか、『私はあまり 外に出ないので』と言っていた」 Q.直接話したときは世間話はしたか 「ない、一切ないです」 調べに対し、「家族や親族がいるから迷惑をかけられないし、捕まるのが嫌だった」などと供述しています。 また、現場には安福容疑者が事件で手にけがをしたときのものとみられる血痕が残されていて、足形は24センチでしたが、警察は安福容疑者が出頭時、23.5センチの靴をはいていたことを明らかにしました。 警察は安福容疑者が面識がなかったとみられる奈美子さんを襲った動機について、慎重に捜査を進めています。

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