ホステスとして働かせた疑いなどでタイ国籍の店長の女を逮捕「遊びに来ているだけ。グラスを洗うなどの手伝いをしてくれるのでお礼にお金を渡しています」就労については一部否認〈北海道札幌市〉

11月6日、北海道札幌市内の社交飲食店で在留資格外の活動をさせたとして、いずれもタイ国籍で札幌市に住む店長の女(40)、会社員の女(34)、ホテル従業員の女(30)が出入国管理及び難民認定法違反の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、店長の女は9月18日と26日、在留資格「技術・人文知識・国際業務」で在留中のタイ国籍の女2人を、資格外活動の許可を受けていないにもかかわらずホステスとして働かせた疑いが持たれています。 一方、会社員とホテル従業員の女2人は在留資格に応じた活動に属しない報酬を受ける活動を行った疑いです。 店長の女は調べに対し、「働かせてはいけない人を働かせていたことは分かりました。その人は遊びに来ているだけです。グラスを洗うなどの手伝いをしてくれるので、お礼にお金を渡しています」と述べ、就労については一部否認しています。 会社員の女(34)は「働いていたことは間違いなく、給料も受け取っていました。ただ、働くことが法律違反だとは知りませんでした」と就労は認める一方、違法性の認識はなかったと話しています。 ホテル従業員の女(30)は「店には遊びで行っただけで、働いたことも、お金をもらったこともありません」と容疑を否認しています。 警察と札幌出入国在留管理当局は、事件の詳しい経緯を調べています。

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