兵庫県議会の百条委員会で委員を務め、1月に亡くなった竹内英明元県議の名誉を毀損したとして、NHK党の立花孝志党首が県警に逮捕されたことを受けて、兵庫県の斎藤元彦知事は10日朝、県庁で取材に応じました。 斎藤知事との主なやりとりは次の通り。 ――Q.立花党首が逮捕されたことへの受け止めは。 昨日のぶら下がりと重複するが、その件については報道で承知している。 捜査中の件なのでコメントは控えたい。 SNSで誹謗中傷や事実でないことを述べるのは、誰もがすべきではない。 これからもしっかりと広報啓発をしていきたい。 ――Q.立花氏の投稿を巡っては他の県議も被害を主張している。 私は個別のSNS投稿について詳細をすべて把握しているわけではないので、コメントできない。 行政の長として評価は控えてきた。 SNSを利用する人は誹謗中傷など適切でない運用をするのは控えてほしい。 ――Q.昨年の知事選の適正さについて振り返ってどう思うか。 選挙からまもなく1年。私は議会からの不信任を受けて失職し、再出馬した。 自分ができる活動を精一杯して、県民から負託を得て再度、知事としての職を担うことになった。 知事の任をしっかりと進めていきたい。