名誉毀損の疑いで逮捕されたNHK党・党首の立花孝志容疑者が自身の発言などについて「真実相当性があった」と主張していることが分かりました。 政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)は去年、街頭演説で竹内英明元兵庫県議(当時50)が警察の取り調べを受けていると発言したほか、ことし1月に竹内県議が亡くなった後も「逮捕される予定だった」とSNSに投稿し、名誉を傷つけた疑いが持たれています。 警察は立花容疑者の認否を明らかにしていませんが、発言した事実については認めているということです。 立花容疑者と接見した弁護士によると、去年の自身の発言について「真実相当性があった」と主張し、SNSの投稿も「虚偽の認識はなかった」などと説明しているということです。 立花容疑者が働いていた飲食店の店長が逮捕直前の様子を明かしました。 【立花氏が働いていた飲食店の店長】「(立花は)ボックスでお客さんと話してたよ。本当に普通。いつも通り。次の伊東市長選に出るって言ってワクワクしてたよ」 一方、逮捕については以前から気にする発言も… 【立花氏が働いていた飲食店の店長】「今回に限らず、ずっと言ってたよ。『逮捕されるかもな』って」 警察はいずれの発信も「全くの事実無根」と否定していて、立花容疑者が虚偽と認識していたとみて意図や目的を追及しています。 (関西テレビ「newsランナー」2025年11月12日放送)