大分県宇佐市で5年前、故意に交通事故を起こして保険会社から約523万円をだまし取った疑いで男2人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡県北九州市の職業不詳・林哲也容疑者(56)と愛媛県新居浜市の団体職員・岡本昴樹容疑者(31)です。 警察によりますと、2人は2020年10月、宇佐市安心院町の山中の市道で、岡本容疑者が運転する乗用車が林容疑者の乗用車に追突する事故を故意に起こしました。 その後、2021年3月までにレッカー代や修理費などの名目で複数回にわたり損害保険会社に請求し、あわせて約523万円をだまし取った疑いが持たれています。 保険会社が複数の請求に不自然な点に気づき、内部調査を行ったうえで、今年6月に警察へ被害届を提出していました。 2人は知人関係とみられていて、警察は余罪の有無を含め事件の詳しい経緯や動機を調べています。