札幌すすきので「風俗営業許可」の名義を貸してニュークラブを営業させた疑い 男(37)と店長の女(33)を逮捕 実質的な経営者は別か

札幌のすすきので、ニュークラブなどを営業する際に必要な営業許可の名義を他人に貸して営業させたとして、37歳の男が逮捕されました。名義を借りた店の店長の女も、無許可で営業していたとして逮捕されました。 風営法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区に住む土木作業員、村本良太容疑者(37)と、「Pub Club Allendale(アレンデール)」の店長、長谷川ちひろ容疑者(33)です。 村本容疑者は、北海道公安委員会から受けた「社交飲食店(風俗営業)」の営業許可を、2019年11月ごろから2025年5月までの間、長谷川容疑者などに貸して営業させた疑い、長谷川容疑者は、今年5月ごろ、風俗営業の許可を受けずに、店長として店を営業していた疑いが持たれています。 長谷川容疑者が店長を務める「Pub Club Allendale(アレンデール)」は、いわゆるニュークラブに近い業態で、風俗営業の許可が必要でした。 この店の実質的な運営主体は、会長や関係者が保険金詐欺や特定商取引法違反などで逮捕されていている「M’sグループ」とみられていて、警察は、このグループの違法なビジネスモデルの一環とみて捜査しています。 警察は、2人の認否を明らかにしておらず、村本容疑者と「M’sグループ」の中核人物との接点や、他に関与した人物がいないかどうか、営業の実態について、捜査をすすめています。

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