2022年に安倍元総理を銃撃し、殺害した罪などに問われている山上徹也被告(45)の裁判で、7日目のきょう=13日、山上被告の母親の証人尋問が始まりました。 傍聴席からはついたてで遮られた状態で尋問は始まりました。 山上被告は母親が法廷に入る前にメガネをかけなおしたものの、入ったとみられてからはほぼ証言台の方を見ず、目を伏せたままでした。 そして母親はまず、謝罪の言葉を口にしました。 【山上被告の母親の尋問より】「本来は事件が起きたとき、すぐ謝罪したいと思っていましたができませんでした。今ここで謝罪したいと思います。 安倍元総理もここにおられるかもしれませんが、大変な事件を起こたことをお詫び申し上げます。 安倍元総理、昭恵夫人に心よりお詫び申し上げます。(声が泣いているようになる) 安倍元総理を応援していた方々、国民のみなさまにお詫び申し上げます。 本当に申し訳ございません」 そして弁護側から「信仰している宗教は?」と聞かれると、「世界平和統一家庭連合です」と答え、現在も旧統一教会の信者であると明かしました。