約150メートル直進…韓国の市場で“トラック暴走”2人死亡 60代の男逮捕

韓国・ソウル近郊にある市場でトラックが暴走し、70代と60代の女性2人が死亡し、19人が重軽傷を負いました。 防犯カメラには、トラックが屋台をなぎ倒す様子がはっきりと映っていました。車が去った方向を見つめる買い物客。間一髪、店に駆け込み難を逃れた人もいます。 事故が起きたのは、13日午前11時ごろ、ソウル近郊・富川にある市場。150以上の店が立ち並ぶアーケード街で、食料品や衣料品など、さまざまなものを扱う店が軒を連ねます。道幅は、車1台分ほど。その狭い道を、1トントラックが150メートルほど暴走し、人や店をなぎ倒していきました。 市場で働く人 「最初“ドン”と音がして、何の音だろうと思っていたら、“ドカン”ともう1回音がして、完全に壊れる音がしました」 市場で働く人 「車は、店にぶつかって、ブレーキがかかり、あそこで止まった。ブレーキがかかっていなければ、どこまで行っていたかわからない」 警察は、トラックを運転していた60代の男を緊急逮捕しました。 逮捕された運転手 「ブレーキを踏んだが作動しなかった」 現地メディアによりますと、自分の店で荷物を下ろした後、暴走したとみられ、警察は、ペダルを踏み間違えたとみて調べています。

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