今月3日、大阪府柏原市で炎上した車の中から、男性の遺体が見つかりました。警察は、車を運転していた男を放火の疑いで逮捕しましたが、男は「男性を刃物で刺して殺害した」という趣旨の話をしているということです。 今月3日午前4時半ごろ、大阪府柏原市の西名阪自動車道上り線で、普通乗用車がガードレールに衝突して全焼し、後部座席から男性1人の遺体が見つかりました。 事故後、警察が車を運転していた奈良県大和高田市の会社員・浜田達也容疑者(37)に事情を聴いたところ、「車内にガソリンをまいて火をつけました」と供述したことから、警察は浜田容疑者を放火の疑いで逮捕、きょう送検しました。 捜査関係者によりますと、男性は浜田容疑者の知人とみられていて、逮捕前の任意の調べで浜田容疑者は「知人男性を刃物で刺して殺害した」「刃物は捨てた」という趣旨の話をしているということです。 警察は遺体の身元の確認を急ぐとともに、殺人容疑も視野に裏付け捜査を進めています。