8月15日、福岡県みやま市で無免許のうえ酒を飲んで車を運転したなどとして、自称飲食店従業員の男が逮捕されました。 逮捕の決め手は、エアバッグの付着物のDNA鑑定でした。 酒気帯び運転などの疑いで逮捕されたのは、住所不定・自称飲食店従業員の男（25）です。 男は、8月15日午後9時ごろ、みやま市高田町下楠田で無免許かつ酒を飲んで乗用車を運転したうえ、橋の欄干に接触する事故を起こした車を道路に放置し警察に通報しなかった疑いが持たれています。 警察によりますと、男は事故直後に駆け付けた警察官に対し「助手席に座っていた、運転手は走って逃げた」と容疑を否認していましたが、呼気からは基準値を超えるアルコールが検出されていました。 その後の捜査で運転席のエアバッグから採取された付着物と男のDNAが一致したことから、11日17日逮捕に至りました。 警察の取り調べに対し、男は「無免許と飲酒運転は間違いなく、車の放置や警察官に報告しなかったのも、動揺していたので間違いありません」と容疑を認めているということです。