ルーブル強盗事件で話題、“謎の紳士”の正体判明⇒私服が渋すぎる15歳だった

フランス・ルーヴル美術館で起きた宝石強盗事件の現場で、「ソフト帽の男(Fedora Man)」として世界中の注目を集めた謎の人物の正体が明らかになりました。 “名探偵”のような姿でSNSを騒がせたのは、パリ郊外ランブイエに住む15歳のペドロ・エリアス・ガルソン・デルヴォーさんでした。 AP通信によると、デルヴォーさんは事件当日、母親と祖父とともにルーヴル美術館を訪れましたが、 施設は閉鎖中。理由を尋ねようと警官に近づいた瞬間、AP通信のカメラマンが現場の様子を撮影し、デルヴォーさんの姿が写り込んのだといいます。 スリーピースのスーツにフェドラ帽を合わせたスタイルはまるで映画の登場人物かのようで、SNS上では「探偵か?」「内部関係者か?」「AI生成か?」といった様々な憶測を呼びました。 デルヴォーさんは当初、この話題に沈黙を貫いたことについて「この写真には“謎”があるから、少し長く続けたかった」とAP通信に語っています。 やがて友人から「これ君じゃない?」とメッセージが届き、写真がTikTokで500万回以上再生されていることを知って驚いたといいます。 euronewsによると、デルヴォーさんのクラシックな装いは偶然ではなく、20世紀の政治家や名探偵に影響を受けた日常のスタイルだといいます。 「スタイリッシュでいたい」と語っており、学校にも今回のような格好で通っているといいます。フェドラ帽は週末や美術館訪問の日にだけ被る特別なものだそう。 アートや博物館が好きな母親の影響で、芸術が身近な家庭環境で育ったといいます。 Guardianによると、ルーヴル美術館の強盗事件では、これまでに4人が逮捕。うちの1人は、パリの国立近代美術館などが入るポンピドゥー・センターの元警備員といいます。

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