函館市のサービス付き高齢者向け住宅で、入所者の男性の通帳を持ち出し現金を盗んだとして、当時施設長だった男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、函館市の会社員、佐々木眞一容疑者65歳です。佐々木容疑者は、函館市石川町のサービス付き高齢者向け住宅で施設長として勤務していた2021年、入所者の男性の通帳を不正に持ち出し、郵便局のATMから現金1万円を引き出して盗んだ疑いが持たれています。2023年に入所者の親族から「口座から不正にお金が引き出されている」と警察に相談があったことで事件が発覚しました。 佐々木容疑者は現金を引き出したことは認める一方、「通帳やキャッシュカードを不正に入手したわけではありません」と容疑を一部否認していて、警察は余罪があるとみて捜査しています。