大阪・浪速区で今年6月に発生のロシア人女性殺害事件 鑑定留置経て21歳息子を「不起訴」 大阪地検

大阪市浪速区のマンションの一室でロシア人女性(当時50)が死亡しているのが見つかり、強盗殺人などの疑いで息子(21)が逮捕されていた事件で、大阪地検は精神鑑定を経て、男を「不起訴」としました。 今年6月、大阪市浪速区のマンションの一室で、住人のロシア人の女性(当時50)が死亡しているのが見つかりました。 この事件をめぐり、隣接するマンションから女性宅のベランダに侵入し、頭部を執拗に殴ったり首を両手で締めつけたりして女性を殺害したうえ、現金を奪ったとして、大阪府警女性の息子で静岡県在住の会社員の男(21)を強盗殺人と邸宅侵入の容疑で逮捕・送検しました。 大阪地検はその後、約3か月にわたり男の鑑定留置を行っていましたが、11月18日(火)付けで、罪名を殺人と邸宅侵入に変更したうえで、いずれの罪についても男を「不起訴」としました。 事件当時の精神状態を踏まえ、男の刑事責任を問えないと判断したとみられます。

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