福島県会津若松市のパチンコ店で8月、強盗を装った男らに多額の現金が盗まれた事件で、会津若松署は20日までに、組織犯罪処罰法違反（犯罪収益等隠匿）の疑いで神奈川県相模原市、会社員の男ら3人を逮捕、東京都豊島区、会社役員の男（25）＝盗みと建造物侵入の罪で起訴＝を再逮捕した。事件の逮捕者は13人となった。 ほかに逮捕したのは、埼玉県蓮田市、会社員の男（29）、さいたま市、会社員の男（29）。 逮捕容疑は、8月12日に会津若松市のパチンコ店「ビックつばめ会津若松店」で盗んだ現金約2668万円に関して、会社役員の男が同14～18日の間、東京都豊島区で、ほかの男3人に一部を手渡し、3人の口座から会社役員の男が経営する法人名義の口座に約1400万円を入金させ、架空の請求書を作成するなどし、正当な事業収入であるように装った疑い。