「枝切りばさみで祖父母を殴り重傷負わせた」孫の男・殺人未遂の罪で起訴 刑事責任能力が問えると判断 仙台地方検察庁

2025年8月、宮城県大崎市内で祖父母の頭などを工具で殴り殺害しようとしたとして逮捕、送検されていた孫の男について、仙台地方検察庁は11月21日、殺人未遂の罪で起訴しました。 殺人未遂の罪で起訴されたのは、宮城県大崎市田尻小松の無職の男(30)です。 起訴状によりますと、男は、2025年8月4日、大崎市内にある祖父母の住宅敷地内で祖父母(いずれも当時86)の頭などを枝切りばさみで複数回殴り殺害しようとした疑いが持たれています。祖父母は、頭の骨を折るなどの大けがをしました。 男について仙台地方検察庁は、8月20日から11月17日まで刑事責任能力の有無を調べるために専門家による精神鑑定を行っていて、その結果、刑事責任能力が問えると判断し11月21日に起訴しました。 逮捕当時、男は「殺すつもりはなかった」などと、容疑を一部否認していました。

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