渋滞の常磐道で計5台からむ玉突き事故 1人死亡、幼児含む3人重傷

茨城県土浦市中村西根の常磐道下り線で22日午後2時50分ごろ、乗用車が後続のワゴン車に追突されて横転し、計5台がからむ玉突き事故になった。追突された乗用車を運転していた千葉県流山市おおたかの森東4丁目、会社員浜松雅人さん(42)が頭を強く打って死亡し、同乗の妻(41)と弟(37)、保育園児の娘(5)も骨折や肝損傷などの重傷を負った。 県警はワゴン車を運転していた愛知県江南市前飛保町寺前の会社員、足立和夫容疑者(57)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替えて調べている。 県警高速隊によると、現場は当時、1キロ先で起きた別の交通事故で渋滞していた。最後尾にいた浜松さんの車に足立容疑者の車が追突したとみられる。 この事故で、谷田部インターチェンジ(IC)―桜土浦IC間が一時、通行止めになった。(後藤隆之、鹿野幹男)

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