宮崎県カヌー協会の選手強化費から現金88万円を横領したとして、県立高校の教諭の男が逮捕されました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、宮崎商業高校教諭の末安純平容疑者(51)です。 警察によりますと、末安容疑者は県カヌー協会の理事長として予算管理などを担当していた2021年1月頃、選手の育成や施設の整備などに使う選手強化費から現金88万円を横領した疑いがもたれています。 事件は,協会による刑事告訴で発覚しました。 調べに対し末安容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察は、横領した現金の使い道や余罪についても捜査を進めています。 教諭の逮捕を受け、宮崎県教育委員会は「県民の皆さんの教育への信頼を損なうものであり、重く受け止めている」としたうえで、処分については「事実を確認し厳正に対応していく」としています。