11月25日夕方、札幌市中央区のそば店で、約8000円相当を無銭飲食したとして、53歳の女が詐欺の疑いで現行犯逮捕されました。逮捕時、女の所持金は15円でした。 代金を支払う意思がないのに、飲食をしたとして詐欺の疑いで現行犯逮捕されたのは、住所不定無職の53歳の女です。 警察によりますと、女は11月25日午前11時30分ごろから、札幌市中央区大通西2丁目のそば店「そば処家族亭札幌店」を訪れ、午後5時50分ごろまでの6時間以上の間に、1520円でカキフライにご飯とそばかうどんが付くセットなど、延べ10点、合計8064円相当の飲食をしたということです。 女はアルコール飲料は注文していませんでした。 店舗が入る建物の防災センター職員が「無銭飲食です」と110番通報し、駆けつけた警察官が現行犯逮捕しました。 逮捕時の女の所持金は15円だったということです。 調べに対し女は「詐欺ではありません。来週支払う予定でした」と容疑を否認しています。 警察は動機や余罪についても捜査を進めています。