東京・足立区で車が暴走し11人が死傷した事故で、車を盗んだとして逮捕された男が、現場を離れる際に植え込みに車の鍵を捨てていたことがわかりました。 足立区で24日、車が歩道に突っ込むなどし、2人が死亡し9人が重軽傷を負いました。事故を起こした車を盗んだとして、男（37）が逮捕されています。 その後の捜査関係者への取材で男が現場を離れたあと、約700m離れた植え込みに盗んだ車の鍵を捨てていたことがわかりました。また、死亡した女性と衝突する前に車は時速約70kmで横断歩道に進入したとみられていますが、直前に加速していたこともわかりました。 警視庁は危険運転致死傷の疑いも視野に、男の刑事責任を問えるかを含めて慎重に調べています。（ANNニュース）