元兵庫県議の名誉を傷つけたとして、NHK党党首の立花孝志被告が起訴されました。 立花孝志被告は去年12月、兵庫県の斎藤知事の疑惑を追及していた竹内英明元県議について、「警察の取り調べを受けている」などと発言したほか、元県議が亡くなったあとも「明日逮捕される予定だった」とSNSで発信するなどして、名誉を傷つけた罪に問われています。 立花被告は警察の調べに対し「発言した事実について争うつもりはありません」と話す一方、「真実相当性があった」と主張していましたが、その後、弁護人が罪を認めて謝罪する方針を明らかにしていました。 28日、竹内元県議の妻側は今後も示談には応じない意向を示しました。 竹内元県議の妻 「再び、故人への誹謗中傷、名誉毀損が激しさを増しています。司法の場において検証され、その責任が正しく問われることを強く望みます」 立花被告は、不正に入手した受信契約者の情報を使ってNHKを脅した罪などで有罪判決が確定し、執行猶予中です。