「証拠隠滅のため」有名少年野球クラブの施設に放火 窃盗容疑の男を容疑で再逮捕 神戸

神戸市西区の少年野球チーム「ヤング神戸須磨クラブ」の専用グラウンドで備品が盗まれ、倉庫やバスが燃えた事件で、窃盗容疑で逮捕された男が「証拠隠滅のために火を付けた」と放火への関与を認める供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。県警は1日にも非現住建造物等放火容疑で再逮捕する。 再逮捕されるのは神戸市垂水区の林業の男(41)=窃盗罪などで起訴。 捜査関係者によると、8月29日未明、同市西区神出町東のチーム専用グラウンドで、敷地内にある倉庫やマイクロバスなどが全焼する火災が発生。けが人はなかったが、スパイクなどが盗まれている被害が判明した。 県警は火災前日の同28日夜から29日未明にかけてグラウンド敷地内に侵入し、スパイクなどを持ち去ったとして、建造物侵入と窃盗の疑いで、男を10月22日に逮捕。火災との関連を調べていた。 クラブは、米大リーグで投手として活躍したマック鈴木さんや、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの野村勇選手ら有力OBを輩出している。

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