不正に名義を貸してドライバーにいわゆる”白タク行為”をさせた疑いで逮捕された介護サービス会社の代表が、自ら名義貸しの話を持ち掛けたとみられることが新たに分かりました。 大阪市の介護サービス会社の代表・朱珊珊容疑者(43)は、雇用関係のない男女5人が”白タク行為”をすることを知りながら、会社の名義を不正に貸した疑いが持たれています。 警察によると、朱容疑者の会社は2年前に福祉タクシー事業などの営業に必要な「運送許可」を得ていました。 その後の取材で、ドライバーとして白タク行為をした疑いで逮捕された無職の池上宇庭容疑者(41)らに対し、朱容疑者が自ら名義貸しの話を持ち掛けたとみられることが新たに分かりました。 警察は朱容疑者の認否を明らかにしていませんが、名義を貸した見返りがあったかどうかなどを詳しく調べています。