暗号資産口座のパスワードなどの情報を何者かに有償で提供したとして、21歳の男が再逮捕されました。 犯罪収益移転防止法違反の疑いで2日に逮捕されたのは、村上市七湊に住むパート従業員の男(21)です。 警察によりますと、男は今年2月22日から3月31日までの間、暗号資産交換業者に開設した口座のパスワードなどの情報を、何者かに有償で提供した疑いが持たれています。 男は金融機関にある自分の口座のIDやパスワードを他人に譲り渡した疑いで、11月に逮捕されていて、余罪の捜査のほか、インターネットバンキングに関係する別の不正送金事件の捜査から今回の犯行が浮上したということです。 警察の調べに対し、男は「間違いありません」などと容疑を認めているということで、警察は譲り渡した相手などについて調べを進めています。