「看過せず取り締まる」相次ぐ”狂言強盗”に山形県警察が異例の声明 「悪質な行為」とも強調

■悪質な行為 山形県内で自作自演の「狂言強盗」が相次いでいる事態を重くみて、山形県警が異例の声明を、4日に発表しました。 警察は4日、強盗被害だとウソを言い警察の業務を妨害した疑いで、上山市に住む24歳の無職の女を逮捕しました。 この逮捕を受け、山形県警の阿部喜彦刑事部長は異例のコメントを発表しました。 「いわゆる狂言強盗が相次いで発生している」とした上で、「警察に虚偽の犯罪被害を通報し、大量の警察官を動員させて犯人の捜索や住民安全対策に従事させることは、警察活動に大きな支障を及ぼす」さらに「悪質な行為」と強調しました。 ■看過せず取り締まる この地域住民に大きな不安を与える極めて悪質な行為に対し、コメントでは「決して看過せず、厳正に取り締まっていく」としています。 警察がこのような強いコメントを発する背景となったのが、今回、業務妨害の疑いで逮捕された上山市高野の無職の女(24)による事件です。 警察によりますと、女は去年12月1日の午後4時50分ごろ、同居する家族を通じて「自宅に入り込んだ泥棒から殴られ、現金が入った財布を奪われた」とうその通報をしました。 当時自宅に1人でいたという女の通報を受け、警察は今年1月5日までのおよそ1か月にわたり、現場の鑑識活動や大規模な車両検問などを実施しました。また、近くの小学校の登下校時間帯に合わせた警戒活動にあたるなど、多大な人員を割く事態となりました。 しかしその後の調べで、男が侵入した形跡が確認されなかったほか、家の中から財布が見つかるなど不審な点が浮上。県警本部の応援を得て捜査を進めた結果、強盗被害は事件性のない女の自作自演であることがわかり、4日に逮捕しました。 ■先月も消防職員が「自作自演」強盗 県内では先月にも、寒河江市に住む消防職員の男が「自宅前で2人組に襲われ現金80万円を奪われた」などとウソを言い、自分で手足を縛るなどしていたことも自作自演と分かるなどしていました。

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