北海道紋別市で起きたビルの放火事件で警察は、5000万円の損害補償金をだまし取ったとして男3人を再逮捕しました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定無職の稲葉寛容疑者（57）、深町優将容疑者（54）、そして旭川の自称会社役員、青山篤容疑者（65）です。 3人は、2022年8月、北海道紋別市で内装工事中の4階建てビルに火を放ち、保険会社から5000万円の損害補償金をだまし取った疑いがもたれています。 警察によりますと、現場のビルの借主は青山容疑者で補償金の請求も行っていました。 また、稲葉容疑者と深町容疑者は同時期の2022年から翌年にかけて青森県や岐阜県などの住宅に放火し保険金をだまし取った罪でも起訴されていて、警察は3人の役割を慎重に捜査しています。