インターネットカフェ「快活CLUB」の運営会社の公式アプリのサーバーに不正アクセスしたとして、警視庁は4日、大阪市平野区の高校2年の少年（17）を不正アクセス禁止法違反と偽計業務妨害の疑いで再逮捕し、発表した。容疑をおおむね認め「システムの脆弱（ぜいじゃく）性を見つけるのが楽しかった」と供述しているという。 サイバー犯罪対策課によると、少年は何者かと共謀して1月18～20日、公式アプリのサーバーに、会員情報を取得する不正な指令を繰り返し送信し、運営会社の快活フロンティアにアプリ機能の一部停止を余儀なくさせるなどした疑いがある。 少年は対話型AIのChatGPT（チャットGPT）を悪用してプログラムを自作。同課は、会員らの氏名や住所などを含む個人情報724万6259件を不正に取得したとみているが、悪用された事例は確認されていないという。